サイコパスの分類

世の中にはサイコパスが大勢いる。その中には凶悪犯がたくさんいる。だが、良いサイコパスもいる。悪いサイコパスが目立ちすぎていて、良いサイコパスが目立たなくなっているだけだ。では、良いサイコパスとはいったん何だろうか。ここで一旦サイコパスの定義について説明するが、サイコパスとは、「感情の一部が欠如している」という点において特筆される精神病質者のことだ。自分以外の人間に対する「愛情」「思いやり」などの感情が著しく欠けており、そのためにきわめて自己中心的にふるまう傾向にある。また、道徳観念や倫理観、あるいは恐怖などの感情もきわめて乏しい傾向にあるのだ。この情報だけ見るとサイコパスは悪いイメージに見えるが、実際に「無愛情」「思いやりがない」「自己中心的」「道徳的観念がない」「恐怖心がない」などに当てはまる人間は多いのではないだろうか。すべてとはいかないものの、1つは2つくらいは当てはまっていてもおかしくないだろう。ではそれに当てはまっている人がすべてサイコパスかというと、そんなはずはない。そしてこれに当てはまっている人は多くの実績がある人だと私は思っている。「自己中心的」だからこそ周りに振り回されずに自分のやりたいことに集中して取り組めるし、「恐怖心がない」からこそ前に進むことができるし、「思いやりがない」からこそ感情に支配されずに行動できるし、「無愛情」だからこそほかのことに集中できる。もちろん悪い反面もある。だが、サイコパスには悪い人ばかりではないということは知っておいてほしい。